明日8月16日(日)は午前中のみの営業。
よろしくお願いいたします。
NHKで放送されていた『私の1冊 日本の100冊』という番組で以前、壇ふみさんが『私の1冊』として紹介していたのが『火垂るの墓(野坂昭如著)』でした(今、調べたら本日の昼に再放送していた。録画したかったな)。
その中で壇ふみさんは
「野坂昭如さんのコンサートに行って、その時野坂さんがおっしゃたんです。
『戦争だけはしてはいけません。
そういうことになったら僕は体をはってでも止めます。
そのために毎日体を鍛えています。』
それを聞いて涙がボロボロ止まらなくなりました。」
というようなことを言っていたんです(記憶力悪いので記憶違いしていたらごめんなさい)。
それを聞いて、こちらもなんだか目の奥にぐっとこみあげてきました。
なんだかんだ理屈をつけて、その時がきたら戦争もやむなしみたいなことをいう輩がいます。
でもこんなにシンプルに、そして少しユーモアも含ませて「戦争だけはしてはいけません」というその言葉。
胸のすく思い。
この先、戦争になるようなことになった時、そのような動きに加担したり、無関心でいた時、その責任は我々にあります。
俺は選挙に行ってその意思を示すくらいしかしていませんが、それこそが最大の行動だとも思います。
最低限、「戦争はいけません」という方向を向いているところに票を。
そして、ある方のBLOGに「檀ふみさんが語る、『火垂るの墓』を聴いて、ぼうだの涙です」とコメントしてました。
昨夜はアニメの『火垂るの墓』が放送されていましたし。
お盆と重なる終戦の日。
日本は戦後64年経ちましたが。
国によっては生まれてから死ぬまで、人生の全てが戦争中だった人もいるでしょう。
人間って生き物は。
戦争をする遺伝子がDNAに組み込まれて居るのかと思ってしまいます。
NHKはアーカイブスを整理して、一般の方に公開しています。東京のNHK放送センターは視聴コーナーが有るけど、札幌はどうかな?
どうしても見たければ札幌のNHKに問い合わせてみては?(あ。私が問い合わせますか?(笑))