「ほっ」と。キャンペーン

給水フォームについて

当店で使用している「給水フォーム」について。
花屋でつくるものは大きく2つにわけられます。
「花束」と「アレンジメント」です。
「花束」は字のとおり、花を束ねたものです。
そして花屋で「アレンジメント」という時は、器状のものに「給水フォーム」という硬いスポンジのようなものを入れて、そこに花をさして作るもののことを言います。
花束は持ち帰った後に花瓶等に入れなければなりませんが、アレンジメントは器付きなのでそのまま飾れるということです。
アレンジメントに使う「給水フォーム」というのは一般的に緑色をしていて、大体レンガ位の大きさのものでワンブロックになっています。
それに水を吸わせて、器の大きさにあわせて切って器にセットしてお花をさしていきます。
お店を初めてもうすぐ6年になりますが、5年ほど前から当店で使っている「給水フォーム」は「PAO-Ⅱ」(Ⅱになったの最近ですが)というもので、外箱の写真は以下のようなものです。
b0171193_18004094.jpg
①環境破壊の原因となるフロンガスを使用していません。
②燃焼破棄してもダイオキシンは発生しません。
③ホルムアルデヒドは建材並の低さです。
④花持ちに優れています。
と書かれています。

ま、この給水フォームが一般のものに比べてどの程度環境や人にやさしいのかは、実際のところは正直自分にはわかりません。
もしかしたら自己満足や、罪悪感の軽減位のものかもしれません。
ただ、今の花屋でものづくりをする時、給水フォームを使わないことはほとんど考えられないことだし、ほぼ毎日使うものなので、そこを無視することは、自然に恩恵を受けている花屋としてはどうかと思いますし、毎日作るものに対しての気持ちも変わってくると思います。
現在この給水フォームは一般的なものに比べてかなり値段が高いのです。
花屋なんてどう考えても儲からない商売だし、こういう目に見えない部分は出来るだけ安いものを使ってコストを下げたいのは当たり前です。
「そんなことだけのために高いやつ使ってるの?」と驚く花屋さんも多いとは思いますが、こういうことを考えている花屋さんもいるのは確かです。
うちも最初は、札幌市内の知り合いの花屋さんの「comoco」さんが使っているのを知って、話したらすぐに試しに使ってと何個かフォームをくださって、それから使うようになりました。使い心地は、「Ⅱ」になってから、感触としては以前使っていた一般的なものとほぼ変わらないものになったと思います。もう、以前のものがどんなだかほとんど忘れてしまいましたが(笑)

話は変わりますが、良く聞かれることで「アレンジメントと花束はどちらの方がお花が持ちますか?」というものがあります。
そう聞かれたら「家に花瓶があって、毎日水を新しいものにしてあげて、花瓶を綺麗に洗ってあげて、その時に花の茎を数センチ斜めに切ってあげて水の通る新しい道を作ってあげられるような、お花好きで手入れが出来る方ならば、花束の方が手入れがしやすいので持たせられると思います。」と答えます。

by meLLflowers | 2014-09-24 18:42 | できごと | Comments(0)