札幌コンサートホールKitara小ホールでの、ピアノリサイタルのステージ装花。2017/11/10。
当店は2014年からお声をかけていただき、今回で8回目の装花となりました。
毎回タイトルとイメージカラーが変わり、今回はタイトル「永遠の時を刻む」。イメージカラーは「銀」(別の世界へ・内側から発する光)。
明るい銀ではなく、いぶし銀に近く、奥深く力強く。
すべての準備、仕入れ、搬入、装花作業、撤収を、時間内に一人でやるために、構造のイメージ段階から色々試行錯誤して、しかしイメージ段階でこの時期手に入るだろうと予想した枝もの等が今年はあまり入荷せず、直前で違うものに変更や着色等経て、緊張感とともに当日を迎えます。
一人でやっている小さな花屋としては、とてもありがたい機会をいただけたこと、本当に本当に感謝しております。
そして、今回も嬉しいお言葉をたくさんたくさんいただけたこと、ありがたく嬉しい限りです。
車から会場の2階への階段を、たくさんの資材を持って汗だくで何往復もして搬入、そして現地で制作して、終演後ばらしてまた何往復もして車に運び、車からお店にまた運び収納や後片付け。
翌日は太もも等が筋肉痛になりますが、やりきった感でとても気持ちがいいのです。
気持ちとしてはこの言葉「この世界の片隅に、ウチを見つけてくれてありがとう」がぴったり。
本当にありがとうございました。
使用花材:雲竜柳、ドラゴン柳、石化柳、オオイタドリ、バラ、かすみ草。